元トラッカーのぎん丸です。
重量物運搬のプロフェッショナル軍団「重量屋」には欠かせない道具とはズバリ腰道具です。
腰道具=安全帯
安全帯というよりも道具をぶら下げる腰道具として現場で活躍します。
当記事では重量屋の経験もしたぎん丸が必要だと感じた重量屋なら現場で必ず持っておきたい18の道具を厳選して紹介したいと思います。
尚、当記事で紹介する18の道具は現職の重量屋やガテン家職人は当たり前のように持っている道具なので悪しからず。
当記事が参考になる人↓
- 重量屋見習い
- ガテン系職人見習い
- 工具マニア
となっています。
目次
安全帯
高所作業では必須ですが現場によっては安全帯着用が義務のところがありますので最低限は用意したいところ。
基本中の基本アイテムです。
重量屋は安全帯に工具をたくさんセットするのでサスペンダータイプでないと正直疲れます。
2019年2月よりフルハーネスタイプでないと作業できない現場が多くなってきていますのでフルハーネスタイプも持っておいたほうがよいでしょう。
上記で紹介した安全帯は「墜落制止用器具」とされ、万が一墜落した時は命が助かる程度で、内臓破裂やあばら骨折など重症になるケースが多く危険です。
2019年2月より「安全帯」の名称は「墜落制止用器具」に名称が変更され「フルハーネス型」の使用が原則となります。
尚、一定の作業においてはフルハーネス型の安全帯を労働者に使用させることや、当該労働者に対して特別教育を行うことが事業者に義務付けられました。
来年度より安全帯の法改正が行われるので注意が必要です↓

D環
安全帯は必ずD環に取り付けましょう。
D環の位置は体の真横から前方に取り付けないようにしましょう。
腰道具セット
重量屋の安全帯=腰道具。
これらにシノやドライバー等の手工具をセットしましょう。
なぜならいつ何時
ドライバーよこせ!
モンキーよこせ!
シノよこせ!
水平器よこせ!
と親方が言い出すかわからないからです(笑)
そんな時に腰道具からスマートに手工具を渡せるとあなたは一目置かれるかも!?
転落防止アクセサリー
高所作業時で手工具を落下させるなんてあってはならないことです。
万が一でも下に人がいたら重大事故に発展する恐れがありますよ。
メジャー(スケール)
重量屋は何かと寸法を測ります。
物の寸法や据え付け位置の確認など使用頻度はかなり高いですので常に持っておくことをお勧めします。
ラチェットレンチ(シノ)
ラチェットレンチ(シノ)もまた使用頻度が高く、ボルトの取り外しや位置合わせ等にもよく使う道具なので必須ですね。
使用頻度の高いサイズはは17.19.21.24ですので2つは持っておきたいですね。
こちらのラチェットレンチは8.10.12.13と一つで4役をこなしてくれるので以上の2点と合わせればほとんどのボルトサイズをカバーできます。
モンキーレンチ
モンキーレンチも必須です任意のサイズでの使用可能工具となっています。
ドライバー
ちょっとした装置のカバーのバラシや配線のバラシ等でよく使うので±のドライバーも必須となります。
水平器
重量屋は時に道を作り、ステージを作り、足場を作り、装置のレベル出しをするガテン系職人のプロフェッショナルです。
そんな時に必ず必要となってくるのは水平器なのです。
マグネットタイプが重宝すると思います。
カッター
重量屋は重量物を運搬、据え付けするだけではありません。
装置を梱包、開梱、そして搬入経路の養生もします。
そこで必要となってくるのはカッターです。
カッターがないと何もできませんし白い目で見られるので気をつけてください。
建築用シャープペンシル
コンクリートや木材にしるしを付けられます。
ステージ作成、道具加工時に持っていると重宝し一目置かれますよ。
おわりに
重量屋なら現場で必ず持っておきたい18の道具はどうでしたか?
これだけ揃えておけば現場で苦労することもあまりありませんし、何よりも親方や先輩から一目置かれることは間違いなしです。
これだけの道具を装備して仕事をするのは最初は大変ですが自然と慣れてくるものです。
親方は何も手工具持っていないことが多いですからね。








