技能講習

【実践編】ユニック作業・小型移動式クレーン実技動画まとめ8選

以前に当ブログでユニック作業で気を付けるべき18の基本手順という記事を紹介しました。

基本動作はわかったので、より実践的なユニック作業方法の内容を記事にしてほしいという声をいただきましたので今回紹介していきたいと思います。

実践的なユニック作業を文章で伝えることはとても難しいので、ぎん丸が厳選した動画をまとめて紹介したいと思います。

これから紹介する記事では「小型移動式クレーン技能講習」で習った内容や基本動作をしていない箇所が多々見受けられます。

しかしながら実際の現場でのユニック作業はこれらの作業方法が当たり前であり、現実は常に危険と隣り合わせであることをご理解ください。

各自が自己責任で良し悪しを判断し参考にしてください。

「ユニック作業」実践動画集

ユニック作業で電柱の荷下ろし

長尺物の電柱をユニック作業での荷降ろしをしています。

玉掛け・小型移動式クレーン技能講習では吊りに荷は触れてはいけませんが、実際の現場では吊り荷を作業車が手で押さえて荷振れさせないようにするのが当たり前です。

ユニックで工作機械の積み込み

工作機械?でしょうか。

ユニックで積み込みをしていますがヘルメットは被らない、吊り荷の下に腕を入れるなど危険行為が目立ちます

これが現実。

機械の下に受け材を入れるために致し方なく手を入れて入れるのが想像できます。

危険行為だとわかっているのとわかっていないのでは雲泥の差がでます。

ユニック作業で車の積み込み

車をユニック作業で積み込んでいます。

おそらく廃棄の車だと思います。

ヘルメットは被らない、素手での作業見ているこちらがヒヤリとします。

ただの危険行為でしかないと判断できます。

悪い例として捉えていただければと思います。

ユニックで船の積み込み

船を海上からユニックで吊り上げ積み込んでいます。

船への負担防止の為、専用の冶具(かんざし)を取り付け玉掛しています。

やはりヘルメットは着用していません。

ユニックで5×20鉄板敷き作業

大型トラックのユニックでの鉄板敷き作業です。

大型トラックとはいえユニックの最大は2.9トンと他のトラックと同じです(例外有り)

リモコン操作により一人でユニック作業・玉掛けをしています。

吊り荷の鉄板の重量は5×20の20mmで約1.6トンと推測します。

簡単に作業しているように見えますが、鉄板の建て起こしは難しくかなりの熟練者だと思います。

ようやくヘルメットを着用している動画がありました。

建築現場ですからヘルメット着用は当然です。

ユニックでフォークリフトを降ろす

ユニックでのフォークリフトの荷卸し作業です。

アウトリガー下の敷板平気?

雨でぬかるんでいるうえに地盤の弱そうな場所に見えるのですが・・・

フォークリフトはかなりの重量です。

一歩間違えるとアウトリガーが地面にのめり込み、トラックが転倒し作業者は下敷きになり死亡・・・

典型的なユニック作業における死亡事故の例となりやすい作業風景です。

熟練者なのでしょうが、みなさんはくれぐれも気を付けてくださいね。

こちらの動画も悪い例として捉えていただければと思います。

ユニックでコンテナを設置する

待ちで見かけるレンタルコンテナなどはこうしてユニック作業により設置されるケースが多いです。

作業車のかたはやはりノーヘル。フックが頭に当たったら痛いです。

 

「ユニック設置」参考動画

小型移動式クレーン技能講習ではユニックの操作は教えてくれますが、肝心のユニック車の設置方法は教えてもらえません。(ぎん丸経験談)

完璧かどうかは別として参考程度に良い動画があったので紹介します。

各自で判断してください。

まとめ

基本動作は別として8つの動画を紹介しました。

いずれの動画も熟練者が危険個所がわかっている上での作業だと思います。

紹介した動画はより実践的でよりリアルな現場を映したものであり、技能講習や基本動作とはかけ離れた映像となっています。

しかし実際。

 

ただ動画を見てぎん丸が思ったことは少しの意識で事故・ケガを防げるのに、あえてわかっているのにやっていない危険行為が多々見受けられたのでそれも紹介したいと思います。

上の動画でぎん丸が危険行為だと思ったことを挙げます↓

・ヘルメットをかぶらない

めんどくさがって被らない人が多いです。

フックに頭をぶつけてけがをする。

・素手で作業

素手で鋭利な部分に触れると手を切ってケガをします。

・吊り荷の下に手や体を入れる

ユニック操作者が誤操作で下げてしまったら下敷きになり最悪死亡します。

玉掛けが不十分で吊り荷が落下したら最悪死亡します。

・アウトリガー下の養生不足

地盤の弱い箇所であればユニックは簡単に転倒します。

地盤の弱い箇所では幅の広い鉄板などで分散荷重するのが基本です。

これは意識一つで変えられます。

この記事を見たあなたは事故・ケガを起こさない為に気をるけて頂けたら幸いです。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。

・小型移動式クレーンや玉掛けに関しての記事も多数書いていますので参考にしてください↓

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