稲葉監督率いる侍ジャパンが世界一奪回を掲げる2019年世界野球WBSCプレミア12が11月2日から開催中です。
昨日はベネゼエラに8-4
本日11月6日はプエルトリコ戦です。
さて、野球の国際大会が開催されると必ず注目が集まる「公式球問題」。
WBCでは滑りやすい公式球が侍ジャパンの選手を悩ませたのが記憶に残っています。
今大会ではSSK社製の硬式ボールが採用されています。
このSSK社製の公式球が思いのほか選手から好評ということで特徴をまとめて記事にしてみました。
プレミア12で使用される公式球
プレミア12の今大会で使用される公式球は日本のSSK社製です。
WBC(ワールドベースボールクラシック)の時に滑ると話題に上がったローリングス社製のボールではありません。
ちなみに日本のプロ野球の公式球はミズノ社製です。
公式球
MLBやWBC:ローリングス製
大量生産のために革を伸ばし、ツルツル 近年異常に飛ぶ やや大きめで重いNPB:ミズノ製
なめす時に油使用しっとりとしてる
このところは飛びやすくも飛び難くもなくプレミア12やオリンピック:SSK製(今回から)
若干小さめ 飛びにくい
スローイングしやすい— たつひさ (@dra_sox) November 6, 2019
SSK社製の公式球は日本代表選手に好評!?
こちらは山口投手や松田選手のコメントから抜粋し、SSK社製の特徴をまとめました↓
- 表面がしっとりと
- 手に馴染みやすい
- ボールが少し小さくて軽い
- 思った以上にボールが変化する
これらの特徴は実際に代表選手自身がプレミア12の公式球を使った上での印象であり科学的な数値が示したものではありませんが、日本の一流選手が実感していることでネガティブな印象ではないと思います。
WBCの公式球であるローリングス社製ボールは、とにかく滑るし指に掛かりにくいといった日本代表選手にとってネガティブな印象しかありません。
SSK社製の硬式ボールで日本有利に!?
SSK社製の公式球を使用していた日本代表選手のコメントです。
松田選手のコメント
「僕は飛ばないと思います。バットもあまり軽すぎるとボールが飛ばないのと一緒で、ある程度まではボールも重さがあった方が飛ぶ。それと同じでこのボールは少し軽い分、飛ばないです」
さらに第1戦の鈴木選手と吉田選手の放った2塁打については
「僕は2つともいつも(NPB公式球)なら(スタンドに)いっていると思います」
これらのコメントから推測するに、パワーヒッターの多い外国勢のホームランが減る可能性が憶測できます。
彼らの尋常でないパワーにより、普通のフライかと思った打球がホームランだったなんて過去にも何度もありますから、侍ジャパンに飛ばないSSK社製のボールとってはメリットと捉えるべきだと思います。
高橋礼投手
「高めに浮きやすい」
山口投手
「真っ直ぐはカットしたりシュート気味になったりしますが、変化球はいつもより感触がいい」
これらのコメントからはプレミア12の公式球は、思ったよりも変化するボールであると憶測できます。
はー、なるほど。
プレミア12の試合球ってWBCのMLB公式球と違って、世界野球ソフトボール連盟のSSKの球なのか。
ちょっと小さくて軽いから、変化球がいつもより多く変化してしまう、と。
山口俊がちゃんと前回から修正してきてるのはお見事。
これが東京五輪でも使われるのかぁ。。#プレミア12— こーーーた (@cooota) November 5, 2019
今永選手お疲れ様でしたヾ( ゚∀゚)ノ゙ストレートはもちろん、公式球に合わせて取り入れたカットボールもキレッキレでした!あとは疲れを取ってください…プレミア12も楽しみにしています!! #baystars
— ひとり家庭科部・部長 (@hitorikateikabu) November 1, 2019
プレミア12公式球…曲がり過ぎ、動き過ぎ #プレミア12 #侍野球
— いーら (@eratt100s) November 5, 2019
プレミア12の公式球で日本有利!?
あくまでも私の見解なので真に受けないでくださいね(笑)
日本の野球の特徴は長打を目指さず、機動力を重視して確実に1点を取りに行くスタイルです。
いわゆるスモールベースボール。
投手も多彩な変化球とコントロールを重視して外国のパワーヒッターを抑えるスタイルです。
SSK社製の公式球が日本に合っていると思いませんか?
是非、飛ばない変化しやすいボールの特徴を生かし、侍ジャパンのスモールベースボールで世界一を奪還してほしいものです。
飛ばない変化しやすいプレミア12の公式球が日本にとって世界一奪還の追い風になってくれると祈っています。
