週末になるとレジャーで普段高速道路を利用しない、いわゆるサンデードライバーが多くなり予期せぬ渋滞や事故が多発します。
高速道路上では自動車教習所では教えてくれないポイントがいくつかあります。
当記事では元トラックドライバーであるぎん丸が高速道路を走行する時に知っておきたいポイントを6つに絞り紹介しますので今後の安全運転・防衛運転のためにお役立てください。
目次
速度を一定に保つ
高速道路を走行する上での一番のポイントと言っても良いでしょう。
週末の高速道路の渋滞の原因はいくつかありますが、元トラッカーであるぎん丸の体感としては速度を一定に保てないドライバーが渋滞発生の原因だと言えます。
実際に渋滞の発生名所近辺では「速度落とすな!」と注意喚起の看板が掲示されています。
速度が定まらない車にイライラしたトラック・バスが追い越しをかける
↓
速度の速い後続車がブレーキを踏む
↓
渋滞発生
そんなことを言う人に限って速度が安定しないアコーディオン走行をしています。
高速道路走行の一番の基本は速度を一定に保つことです。

遅い車がいたら速やかに追い越す
速度を一定に保って走行していると自車よりも遅い車との車間距離が縮まってきます。
自車よりも遅い車がいたら速やかに追い越しましょう。
自車よりも遅い車に追走してしまう後続車が多くなると、速度低下の負の連鎖を生み出してしまい、いずれは渋滞になります。
追い越しのコツ
- 常にバック・サイドミラーを駆使し周囲の状況を予測する
- 前方に遅い車がいたら追い越す意識を持つ
- ウインカーは早めのタイミングで
- 安全に車線変更できるタイミングを見計らう
必ずしも車間距離=安全運転ではありません。
車間距離が詰まってきたら追い越していけばよいのです。



追い越し車線を走行し続けない
週末によくみられる現象No,1です。
そもそも追い越し車線を走行し続ける行為は後続車に迷惑をかける以前に道路交通法違反となります。
法令文章は長いので割愛し簡単にまとめます。
通行帯違反
- 車両は車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない
高速道路上で通行帯違反で捕まる目安は2㎞連続走行と言われています。
ちなみに時速100㎞で走行していると72秒で2㎞走行になります。
1分弱ですのであっという間ですから気をつけてください。
通行帯違反での検挙数は80,000件を超えていてスピード違反・シートベルト違反に次いで高速道路上での検挙数第3位となっています。
東名高速道路・新東名高速道路・新名神高速道路での覆面パトカーによる検挙が多い印象です。
ちなみに後続車がいるのに追い越し車線を走行し続ける行為はあおり運転をされる可能性大ですので注意しましょう。



高速道路上でのバックは絶対に禁止
週末の高速道路のIC・JCT・PA付近に間違えて通り過ぎてしまったであろう車がバックしている様子をよく見ます。
気持ちはわかりますが自殺行為なので絶対にやめてください。
高速道路は一方通行です。
行きたい・降りたいIC・JCT・PAを間違えてしまったらそのまま通り過ぎるしか選択肢はありません。
バック・逆走なんてもってのほかです。
事故見物・情報版でブレーキを踏まない
「見物渋滞」これも週末の高速道路あるあるですね。
危険回避時は別ですが事故目撃・渋滞表示板を見る時いちいちブレーキを踏む人が多すぎます。
危険行為であり渋滞の原因です。
そもそも高速道路上では不要なブレーキを踏まない運転を心がけることが大切です。
高速道路のPA・SA内も一方通行
知らず知らずのうちにやっていませんか?
高速道路上のPA・SA内も原則として一方通行です。
週末の高速道路は非常に込み合うためPA内の駐車場は激戦区です。
PA内を猛スピードでグルグル周回する乗用車を見かけますが自分が逆走しているという自覚を持ちましょう。



・小さいお子さんがいる家庭は携帯トイレを常備しておきましょう↓
おわりに


すべて当たり前の事ばかりですが、実際に高速道路を利用するとかなりの確率でいずれか該当する車に遭遇します。
高速道路での事故は死亡率が非常に高いです。
今後、当記事で紹介した6つのポイントを知って意識して走行していれば安全運転や防衛運転に繋がりますのでお役立てください。
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。



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