2019年5月26日何とも言えないニュースが飛び込んできました。
ヤマト運輸でパート社員として働いていた女性(40代)が、同じくパート社員の男性からセクハラを受けていたことがわかった。同社は女性の訴えを認めたものの、女性を雇止めにすると通告。相談を受けた首都圏青年ユニオンは、同社との団体交渉を続けている。
パートの男性が「もうすぐ〇精しそうだよ」などと繰り返し発言
女性は、同社の東京ベース店(東京都江東区)でトラックから荷物を下し、行き先別に整理してトラックに積む仕事をしてきた。2018年7月に派遣として働き始め、アルバイトを経てパート社員になった。
女性の他にもパート社員の男性が2人いた。青年ユニオンの栗原耕平さんによると、加害者とされる男性は、女性と2人で作業中に別の男性が入ってくると、「○○さん(被害女性)と子ども作っちゃうところだったよ」と笑いながら言うことがあったという。また、女性に向かって「もうすぐ〇精しそうだよ」「白いのが出る」といった発言を繰り返した。
セクハラだけでなく、女性はパワハラも受けていた。パート社員の男性2人から怒鳴られたり、挨拶を無視されたりしていたのだ。女性は、パワハラについて正社員の上司に相談したものの、「無視すればいいんじゃない」と言われただけで、何の対応もしてもらえなかったという。
女性から相談を受けた青年ユニオンは、2019年3月に団体交渉を開始。ヤマト運輸はすぐにセクハラが繰り返されていたことや上司が何の対応もしなかったことも認めた。
それにもかかわらず、同社は女性に雇い止めの通知を送付した。女性が荷物を高い位置から落下させたことや車に荷物を投げ入れたことが理由だという。さらに同社は、女性が業務の方法を見直すよう繰り返し指摘されたのに直さなかったと主張している。
引用:ライブドアニュース
ざっくり言うと
- ヤマト運輸のパート社員の女性が、同僚男性からのセクハラを告発した
- 同社は訴えを認めた後、荷物の扱い方を理由に女性を雇止めにすると通告
- 相談を受けた首都圏青年ユニオンは、「厄介払いではないか」と指摘している
ネットの反応はこちら↓
ヤマト運輸のセクハラを告発 訴えを認めるも被害女性は雇止めに #ldnews https://t.co/0b7q5agg8f
佐川もヤマトも日雇い派遣で働いたことあるけど、地獄のような労働環境だったよ。もう二度と働きたくない。
他は知らんけどヤマトの仕分け現場は本当に荷物投げてる〜
注意する人間なんていませんよ
監査の時気を付けるくらい
かなり前アルバイトで行っただけだから今は改善されてるか分かりませんけどhttps://t.co/tyNUkVGNoq
ヤマトは女性を増やす気皆無なのか
人手不足解決させる気ないねヤマト運輸のセクハラを告発 訴えを認めるも被害女性は雇止めに #ldnews https://t.co/KNgMvxryB3
ヤマトのやつ、セクハラも問題だけど、そんだけ人手不足で毎日日雇い労働者を雇ってるのに、正社員で人は雇う気がないのが怖い
毎日何百人(全国で言ったら何千人…?もっとか?)を24時間低賃金で働かせてるくせに、正規では雇う気がないこれはなんで許されてるのかわからない
ヤマト運輸という会社は「クロネコヤマトの宅急便」でおなじみで、ヤマト運輸で荷物を送ったり受け取ったりしたことのない人はいないくらい一般消費者にとって日本一馴染みの深い運送会社です。
それもそのはずまずはヤマト運輸をざっくりと紹介します。
ヤマト運輸とは
日本の宅配取扱個数、断トツNo,1のほぼ宅配便専門の会社です。
- 売上高 1兆2,271億円
- 従業員数 183,315人
- 営業所数 7,435店
競合他社は「佐川急便」「日本郵政」です。
ちなみに業界1位の「日本通運」は総合物流企業でヤマトと日通を比較する人が多くいますが、畑違いもいいところイオンモールで例えるなら↓
- 日本通運→「イオンスーパー」 総合物流
- ヤマト運輸→「アパレル店」 宅配便特化
ヤマト運輸は宅配便(アパレル店)だけで1兆2,271億円を売り上げているものすごい企業だと言えます。
※日本通運についてはこちらの記事をご覧ください。

従業員数21万超えのリスク


すでにヤマト運輸の親会社であるヤマトHDが平成29年度には従業員数が21万人になる見込みと発表しています。
さらにヤマト運輸は集配センターの仕分けから宅急便の配達員として女性を積極的に雇用していて宅急便のトラックに男女で乗務している姿も多くみられます。
トラックドライバーを15年していた経験から言わせるとこの業界で働いている男は正直言って癖のある人が多くセクハラ・不倫・パワハラなんてことは残念ながら日常茶飯事です。
よっぽど気の強い女性でしか運送業界の現場仕事は務まらないでしょう。
過去を遡れば今回のような大事にならなかった被害者がさぞ多くいたことでしょう。
21万人も従業員がいれば変な人間などわんさかいますから、本音を言えば会社はさっさと自動運転や自動仕分け機を増やして従業員を減らしたいでしょう。
企業にとって21万人の人間が最大のリスク。
最後に擁護する気はありませんが、ヤマト運輸は運送業界の中ではまともな人が多いですよ。
ほかの運送会社と比べたらの話です。
※当ブログでは15年間のトラックドライバー生活で経験した知識を多く発信しています。
こちらの記事は業界経験者だからこそ言えるリアルな内容盛りだくさんですので参考にしてください。
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