トラックドライバーならず運送業界・建築関係・重量屋などガテン系職種全般ですべての人たちが持っていて損はしないという資格。
今回はフォークリフト運転技能講習について記事にしていきたいと思います。
そして今回もフォークリフトの資格を取りたい人にわかりやすく説明していきたいと思うので、堅苦しい文面や法令用語はなるべく使わないようにしていきたいと思います。
この記事を読んでいるあなたはフォークリフトの資格を取りに行くのだけどフォークリフト運転技能講習って
- 講習の内容は?
- 試験は難しいの?
- 試験に落ちる場合はあるの?
もはや技能講習系の記事の定番となりましたが・・・
そんな不安に思っているあなた安心してください!

フォークリフト運転技能講習の試験は難しくないです。
簡単に合格できます!
そして
絶対に落ちないはずです・・・。
ぎん丸が15年間運送会社に勤めた経験上、フォークリフト運転技能講習に落ちた人は0人です。
もちろんぎん丸自身もフォークリフト有資格者です。
フォークリフト運転技能講習の試験に落ちるなんてもはや都市伝説レベルですからね。
ただし合格するに必要にはこれから言う2つの条件があります。
- 講習料金を払う!
- 講習に絶対遅刻しないこと!
簡単です。
今までご紹介した資格の技能講習系すべてにおいての共通点です。
はっきり言います万が一にも
フォークリフト運転技能講習の試験に落ちてしまったあなたは
この程度の試験に合格できないあなたはフォークリフトの資格を必要とする業界には絶対に向いていません!
人にケガをさせない為に、もしくはあなた自身がケガをしない為にもこの業界をあきらめる!または去ることをぎん丸は強くお勧めします。
目次
フォークリフトとは?

フォークリフトとは車体の前部にツメ(フォーク)を備えた荷役運搬車両の事をいいます。
油圧によって上下、傾斜するフォークを使って、パレット、コンテナ、機械などの重量物を荷役することが可能で、工場や物流全般で貨物の荷役作業に広く使用されています。
フォークリフトの種類
フォークリフトには様々な使用用途によって形状や動力が異なりますがこれから紹介する2つの種類が主に使用されています。
カウンターフォークリフト

車のように運転席に着座して運転操作します。
カウンターとは反対という意味で車両後方部に重りがあります。
フォークリフト技能講習の試験ではカウンターフォークリフトを使用します。
リーチ式フォークリフト
カウンターフォークリフトとはちがい立ったまま操作するのが特徴の一つです。
カウンターフォークリフトとはちがい「リーチ」つまりツメを前後することができます。
フォークリフト運転技能講習って何するの?
さてフォークリフト技能講習の内容について説明していきます。
講習時間

※最大荷重1t以上のフォークリフトの運転作業に従事するひとは労働安全衛生法に基ずく運転技能講習を修了しなければならない事が義務づけられています。
主に以下のコースが設定された教習所が多いです。
・11時間
大型特殊車両所有者
普通、準中型、中型、大型、大型特殊(限定あり)の免許を有し小型フォークリフト特別講習修了後、最大荷重が1t未満のフォークリフトの業務経験が3か月以上ある人
・15時間
小型フォークリフト特別講習修了後、最大荷重が1t未満のフォークリフトの業務経験が6か月以上ある人。
・31時間
普通、準中型、中型、大型、大型特殊(限定あり)の免許所有者。
多くの方はこちらに該当すると思われます。
・35時間
上記のいずれかにも該当しない人
フォークリフト運転技能講習の講習日程
※該当者の多い31時間コースでの日程になります。
基本的に4日間になります。
・1日目
学科
フォークリフトの荷役に関する構造及び取り扱いの方法に関する知識 4時間
フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識 2時間
関係法令 1時間
修了試験 45分
AM8:00~PM5:30
・2日目
実技
走行の操作
AM8:00~PM5:30
・3日目
走行の操作
AM8:00~PM5:30
・4日目
走行の操作
荷役の操作 4時間
修了試験 1時間~
AM8:00~PM5:30頃まで
試験に落ちたなんて・・・

実は講習時間に対する対策などは一切ありません。
黙って時間を過ごしていれば絶対にフォークリフト運転技能講習の試験には受かります。
これから教える以下の注意点や持ち物を守りましょう。
- 半袖、ハーフパンツ、サンダルはNG
- 作業着不要
- 安全靴不要
- ヘルメット不要(貸してくれる)
- 筆記用具くらいは持っていきましょう
- 夏は熱中症対策
- 冬は防寒対策
- 屋外の場合は雨対策
- 弁当(教習所によっては宅配弁当あり)
- 4日間耐える忍耐力
- スマホのモバイルバッテリー
↓スマホ充電の必須アテム
知識技術に関する心配は一切不要です。
ただし遅刻だけは厳禁ですよ!
講習時間は安全衛生法により決められた時間を受けなければなりません。
遅刻のお情けは無用ですからね。
そしてしつこいようでが
万が一にも
フォークリフト運転技能講習の試験に落ちてしまったあなたは
この程度の試験に合格できないあなたはフォークリフトの資格を必要とする業界には絶対に向いていません!
人にケガをさせない為に、もしくはあなた自身がケガをしない為にもこの業界をあきらめる!または去ることをぎん丸は強くお勧めします。
フォークリフト作業の危険性
以上で述べたようにフォークリフト運転技能講習は4日間遅刻なく耐えることができれば誰でも合格できます。
さて無事にフォークリフト運転技能講習を終了しいざ実際にみなさんの職場でフォークリフト荷役作業を行う際に注意してもらいたい点がいくつかあります。
これからフォークリフトを乗りながら実際に経験し成長していく中で最低限の知識として以下の4項目を頭に入れて今後に生かしてくれたらと思います。
リーチフォークは簡単に転倒する
リーチフォークはカウンターフォークに比べ小さく、小回りが利き、タイヤが約90度きれるので急旋回したら簡単に転倒します。
実際にぎん丸も見ています。リーチフォークで転倒するとほぼ間違いなく体の一部が挟まれ骨折、死亡の確率が非常に高いです。
カウンターフォークリフトには死角が多い
カウンターフォークは一見死角が少なそうですがヘッドガードと言われる部分の4隅の細いピラーの部分が重なり死角となる個所があるので注意が必要です。
前方のバックレストや各種シリンダー部分が重なり前方に死角ができやすいことも念頭に入れておいてください。
以上の理由により会社によっては前方走行が危険な為、バック走行が基本となっていることも多いです。
フォークリフトはケツを振る
フォークリフトは後輪で舵を取ります。したがって車と違ってケツを振ります。
フォークリフトは倉庫内の狭いスペースを通ることが多く当然そこらには倉庫内作業員が近くにいることが多いです。
前方に気を取られハンドルを目一杯切って曲がった時に人をひいてしまい死亡事故になってしまう例は少なくありません。
安全確認を怠らない
実はぎん丸もそうでしたが普通、車に乗っている時にバックをするとき周囲の安全をよく確かめますよね?
なぜかフォークリフトに乗っているとバック時に何も見ないでバックしてくる人が多いのです。
これはフォークリフトが小さく視認性が良いから自然と安全確認を怠りなにもない「だろう運転」になってしまうのだと思っています
必ずバック時のみならず周囲の安全確認をしてください。
おわりに
フォークリフトの資格は簡単に取得できます。
フォークリフトは鉄の塊で小さく見えても自重は数トンクラスなので、人をひいてしまうと間違いなく骨折または死亡事故になってしまします。
フォークリフトで扱う貨物も数百キロ~数トンクラスなので、操作を間違って落下させてしまうと高額貨物事故になってしまいます。
フォークリフトは簡単に取れてしまう資格ですけども、操作は慣れるまでむずかしく常に自己のリスクと隣り合わせですのでくれぐれも安全操作に努めてくださいね。
※どうしても不安なあなたは動画をご覧ください。↓
追記
当記事についてこんなコメントが来ました。
誰だって最初は素人。へたくそだからこそ練習して上達するんだろうがこのボケ!
未来ある人間を否定するな!」
原文そのままです。
そもそも私はこの程度の試験に合格できない人は人を傷つける、あるいは自分自身がケガをする可能性大だからやめたほうが良いですよと当記事で訴えているのです。
フォークリフトは鉄の塊で一歩操作を間違えれば重大事故、重大貨物事故が簡単に起こるのです
運送会社時代に多数の事故を目撃してきたからこそ、私はそう断言できます」
当ブログにこんなクソコメがくるようになったとは・・・ある意味成長ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログではこの記事で紹介した以外にも自身が経験し体験した役立つ情報を発信していますので、講習の合間に以下の記事を参考にしていただければと思います。
最初から受かることがほぼ決まっているような試験場
採点が厳格で落ちる人が必ず何割かいる試験場
両方あるみたいですね。私は後者で苦労した口で、再試験料を払って2回目で受かりました。同じような方が、他にも数名いらっしゃいました。
ですから、あなたのように、遅刻しなければ100%受かる試験場に当たった人がうらやましい限りです。
ただ、それが当たり前だと思って
「この程度の試験に合格できないあなたはフォークリフトの資格を必要とする業界には絶対に向いていません!
人にケガをさせない為に、もしくはあなた自身がケガをしない為にもこの業界をあきらめる!または去ることをぎん丸は強くお勧めします。」
なんて平気で書くのは、世間知らずですよと言っているのと同じですし、私の様に苦労して取った人に失礼ですよね。
不幸にも毎年死亡災害が起こるフォークリフト。
合格したからと言って安全を疎かにしていたら、あかんよ。
なめたらあかんよ。
技能講習は免許試験でははなく安全講習だからね。
労働災害をなくすための講習ですからね。
合格、不合格で一喜一憂してたらあかんよ。
毎日、KYして一日安全作業するよ。
運動能力は人それぞれなんだから、
一定のレベルに達するまで少しフォローが必要な場合もあるよ。
100時間フォローするわけではなく、
ちょっとしたコツを会得するのに10分、20分必要な方もいるよ。
でも、少しフォローしたら、一定のレベルに達するよね。
技能講習はスキルを確認するとこじゃなく、
労働災害を起こさないポイントを確認する講習ですから。
フォークリフト技能講習は学科試験、実技試験があるのでそれをクリアする必要ありますよね。
学科試験は出題箇所を教えてくれます。
技能試験は、35H,31H,11Hコースの3つがありますが、11Hコースは大特免許を取得してる方たちなので簡単に感じるでしょう。
私は11Hで受けました。31Hの方は、自動車免許持ちで四角い車を運転した経験があるので、24H時間練習したら、フォークの左手ノブハンドルにも、バック走行も簡単な検定コースも、旋回時の衝突しそうな箇所にも視線を向けることができるでしょう。
よほどの車運転音痴でなければ楽にクリアできるでしょう。
心配なのは35Hの方でしょうか。
こちらの方は、車両を運転されていないので、なにかと不安ですよね、
人によっては苦労されるかと思います。
フォークの前進走行、バック、左旋回、右旋回、バックでの左旋回、右旋回、荷段取りと課題があります、どれか一つでも苦手な事があると試験では緊張されてしまうのだろとい思います。なにが苦手かやってみないとわかりません。技能講習の会場にもよりますが、参加する前からかなり心配な方は、講習会場を選びましょう。
大手のメーカー系の登録教習機関でしたら、親切丁寧に教えて下さいます。稀に初心者には耐え凌ぐ事が難しいような言葉使いをされる講師もいます。
そういうとこには行ってはいけません。でも、どこがそうなのかはわからないですよね。
先輩の話を聞いても簡単だから。としか言わないと思いますしね。
もし、移動距離範囲内にコ〇〇があればそこで受けましょう。
ここは全国にあります。
平均的にどのセンターの講師も柔らかく親切丁寧です。
コ〇〇〇はちゃんと教えてくれるのですが、ご自分の運動神経など色々不安な方は、やめておいた方が良いかと思います。時間にはきっちりしているので、全体の時間割に影響しそうなら練習打ち切りされるようです。時間は有限なので仕方ないとは感じますが。
なんだかんだと言っても、5回ほど検定コースを回ったら、
少々ミスがあっても合格ラインはクリアできるようになります。
重大災害に繋がるような致命的なミスをしなければ良いのです。
時間はあまり気にしなくても大丈夫です。
試験時の手順を練習で覚えることができれば不安はなくなるかと思います。
フォークリフト自体は危険な乗り物です、相性はあるかと思います。
フォークが走行する工場や倉庫はとても危険です。フォークリフトに乗車前は技能講習で習ったポイントを振り返ると良いと思います。