建築業界・電気屋・イベント設営・重量屋に関わる仕事に携わるあなたにはこちらが必須資格になってくるでしょう。
今回は高所作業車運転技能講習について説明していきたいと思います。
そして今回も高所作業車の資格を取りたいあなたにわかりやすく説明していきたいと思うので、堅苦しい文面や法令用語はなるべく書かないようにしていきたいと思います。
この記事を読んでいるあなたは高所作業車運転技能講習不安を感じている。
- 講習内容は?
- 試験は難しいのか?
- 試験に落ちないか?
そんなあなたに始めかから言っておきます。
安心してください!

高所作業車運転技能講習の試験は絶対に合格できますから!
そう!絶対に落ちない!はずです・・・
理由はぎん丸自身も資格保有者ですし、数々の関係者に聞いた結果、教習所の教官の話を聞いた結果、高所作業車運転技能講習の試験に落ちた人の話を聞いたことないからです。
高所作業車運転技能講習の試験に落ちるなんて都市伝説レベルですよ。
合格するに必要なことは簡単です。
これからいう2つの事を行うだけです。
- 講習料金を払うこと!
- 講習に遅刻しないこと!
簡単ですね。
玉掛技能講習、小型移動式クレーン技能講習と同じです。
ただし万が一にも
高所作業車運転技能講習に落ちてしまったあなたは(聞いたことありませんが)
この程度の試験に合格できないあなたはこの業界には絶対に向いてません!
人にケガをさせない為にも、もしくはあなた自身がケガをしない為にもこの業界を諦める!
又は去ることを強くぎん丸はおすすめします。
目次
高所作業車とは?

高所作業車について紹介します。
高所作業車の定義
作業用バスケット(作業床)が2m以上の高さに上昇出来る能力を持ち、昇降装置、走行装置等により構成され、不特定の場所に動力を用いて自走できる機械の事を指します。
(安衛令第10条4項等) 従ってこれに該当せず動力で自走しない機械は高所作業台という解釈になります。
建設現場での高所作業用足場、ガラス清掃や電球交換などのメンテナンス用高所作業足場、スタジオやホールなど照明器具や舞台装置の設営やセッティングの際の高所作業用足場として使われる事が多くなっています。
簡単にいうと高所で作業するためにその機能を持ち合わした特殊車両です。
高所作業車の種類
細かく言うと数種類の高所作業車がありますが今回はもっとも多く使用されている以下の2つを紹介します。
トラック式高所作業車
実際の「高所作業車運転技能講習」で使用されるトラック式高所作業車です。
電線工事などでよく町で見かけますね。
高所作業車運転技能資格で高車の操作はできますがトラックの運転は別の免許が必要です。
自走式高所作業車

キャタピラタイプで小回りが利くためトラックの入れない狭い場所で使用されます。
- 工場内
- 倉庫内
- イベント設営
など多岐にわたり使用されます。
実際の「高所作業車運転技能講習」では「自走式高所作業車」の実習がなく使用方法も教わりません。
しかしながら、「自走式高所作業車」の使用頻度は多くこのタイプを乗りたいが為に「高所作業車運転技能講習」を受けに来る人が多いので「自走式高所作業車」の実習がないのが疑問です。
高所作業車技能講習と特別教育のちがい
高所作業車の操作は作業床の高さによって運転資格が異なります。
技能講習終了者
- 10m以上の高所作業車の操作
特別教育修了者
- 10m未満の高所作業車の操作
技能講習と特別教育の受講時間の違い
技能講習は現在保有している資格によって受講日数と受講時間が変わってきます。
以下の表を参考にしてください。
引用:キャタピラ教習所
技能講習と特別教育のどちらを受けるべきか
これれはあなたが今現在従事している仕事に応じて対応しましょう。
ポイントはあなたが従事している仕事の作業床が
- 10m以上なら技能講習
- 10m以下なら特別教育
とりあえず高所作業車の資格が欲しいという人は「技能講習」を受けるべきです。
高所作業車運転技能試験の内容
今回は受講日数3日、受講時間17時間のコースで説明していきます。
- 1日目 座学 3時間
- 2日目 座学 8時間「学科終了試験」
- 3日目 実技 6時間「実技修了試験」
高所作業車運転技能講習の注意点
講習自体に対する対策はいっさい必要ありません。※遅刻厳禁
これから教える注意点や持ち物を守るだけで十分です。
普通にやれば学科試験や実技試験に落ちる事はありません。
- スマホのモバイルバッテリー※ないと暇つぶしができなくなる
- 服装は半袖、ハーフパンツはNG
- 作業着不要
- 安全靴不要
- ヘルメット不要(貸してくれる)
- サンダルNG
- 筆記用具くらいは持っていきましょう(忘れても貸してくれます)
- 屋外でやる教習所では雨対策(雨天決行)
- 夏は暑いので熱中症対策
- 冬は寒いので防寒対策
- 弁当(教習所によっては宅配弁当を頼めるが味は保証しない)
- 時間がとてつもなく長く感じるので覚悟すべし!
- とにかく3日間耐えるべし!
↓スマホ充電の必須アイテム
知識・技術に関する心配は一切不要です。
※何度も言いますが遅刻厳禁!
これだけは口酸っぱく言われます!
これだけ守れば絶対に合格できます!
しつこいようですが・・・
万が一にも
高所作業車技能講習に落ちてしまったあなたは(聞いたことありませんが)
この程度の試験に合格できないあなたはこの業界には絶対に向いてません!
人にケガをさせない為にも、もしくはあなた自身がケガをしない為にもこの業界を諦める!
又は去ることを強くぎん丸はおすすめします。
高所作業車の事故事例
以上で述べたように「高所作業車運転技能講習」の試験で落ちることはほぼないでしょう。
だって講習ですから。
しかし「高所作業車運転技能講習」を終了し実際に現場に出てからが本番です。
高所作業車は荷を吊らないで人間のみが乗るので転倒のリスクは小型移動式クレーンに比べればかなり低いです。
しかし小型移動式クレーンにはない高所作業車ならではの事故事例を一部紹介したいと思います。
坂道での格納手順の間違いによる事故
坂道で高所作業車をセットしていた。
作業終了時にアウトリガーを坂下方向から格納してしまったところ車体が動き出し前方にいた作業員が轢かれて死亡した
誤操作による高圧線への接触事故
高所作業車で電線の交換作業をしていたところ操作を間違い高圧線に体が接触してしまい感電して死亡した。
誤操作による挟まれ事故
高所作業車で狭い工場の照明交換作業をしていたところ操作を間違い建物との間に挟まれ骨折した。
いずれの事故も勘の良い方はわかると思いますが、人為的ミスいわゆるヒューマンエラーでの事故が非常に多いのが高所作業車での事故が多いのです。
おわりに
高所作業車の資格は玉掛け、小型移動式クレーンの資格と同様資格を取得してからが本番ですので、いざ現場に出てからは先輩などにアドバイスをもらいながら安全に操作して頂ければと思います。
そして改めて技能講習でもらったテキストを読み直すことをおすすめします。
※どうしても不安なあなたは動画をご覧ください↓
当ブログではこの記事で紹介した以外にも自身が経験し体験した役立つ情報を発信していますので、講習の合間に以下の記事を参考にしていただければと思います。