冒頭からズバリ言います。

任意保険に加入していないあなたに、車を運転する資格はない!と言っても過言ではありません。
なぜなら人身事故を起こしたとき自賠責保険では補償の限界がある、自損事故を起こしたときには普通の人では支払えないほどの高額な修理費用、損害賠償金を支払う義務が発生する可能性が高いからです。
数千万、数億円の損害賠償請求を支払う義務が発生した時点で任意保険に加入していないあなたの人生は終わります。
「だってお金ないもん・・・」
では済まされません。
「ふざけんな!」
当記事では任意保険加入の重要性を強く訴える内容となっています。
任意保険に入っていない人は今すぐにでも入ってください。
※ちなみに保険料が高くて任意保険に入っていないというあなたには無料の自動車保険一括見積もりサービスで比較検討をおすすめします。
任意保険を比較検討した結果、ぎん丸の保険料は2万円安くなり平均では3万円も保険料が安くなっています。
目次
任意保険に入っていない人が多すぎる

・2018年7月21日のヤフーニュースに驚きの記事が掲載されていました。
【自動車任意保険「4台に1台」未加入の恐怖!】
あなたはどう思いますか?
日頃、車を運転しているあなた、普通に生活しているあなたにとってこの自動車保険に入っていない4分の1の人は恐怖でしかありません。
ぎん丸は自動車購入=任意保険加入という認識だったのですがどうも世間の4分の1の人たちとは認識が違うようです。
こんな人達が平然と公道を走行しているなんて思うと恐ろしくて気軽に運転なんてできませんよ。
ぎん丸は過去に15年間トラックドライバーをしていましたが、数々の悲惨な人身事故、物損事故を目撃してきました。
事故を起こしてしまうと被害者・遺族・加害者自身・家族の人生を大きく狂わせます。
もちろん悪い方にです。
「そのための強制保険でしょ」
もしあなたがいざという時は自賠責保険でなんとかなるだろうと思っているならば、はっきり言って。
そんな甘い考えは今すぐに捨てるべきです!
世の中そんなに甘くありません。
重大事故で加害者に損害を与え重傷・死亡させてしまうと刑事責任に問われやがては起訴されて、多大なる慰謝料・損害賠償金を支払う事になります。
物損事故についても同様です。
重大事故を起こすとあなたが、任意保険に年間たったの数万円をケチったがためにあなたとあなたの家族そして被害者・被害者の家族の人生が大きく狂います。
任意保険料は月払いでたったの数千円です。
月にしてたったの数千円はそんなにあなたにとって
「払えませんか?」
そう思う、支払うお金がないのであれば車なんてさっさと売ってそのお金を生活費にして下さい。
その程度の任意保険料を支払えないのであれば
そう強くぎん丸は訴えます。
任意保険は入らなくてもよい

残念なことに任意保険ということですから、自賠責保険とは違って強制ではありませんので任意保険未加入でも車を運転できてしまう現状があります。
任意保険はあくまでも任意ですが絶対に加入しましょう。
ぎん丸が運送会社時代に事故実例を見届けた限り、人身事故や死亡事故の重大事故を起こすと悲惨な結末が待っています。
そしてとてつもない額の損害賠償請求をされます。
圧倒的に自賠責保険の補償だけでは足りません。
当然に自賠責保険の限度額を超えたら加害者がその分負担しなければなりません。
※任意保険料が高くて厳しいというあなたは、支払っている保険料が現在の条件によってどの程度まで下げられるのか、一度シミュレーションしてみることをおすすめします。
任意保険を比較した結果ぎん丸の保険料は2万円安くなり平均では3万円も保険料が安くなっています。
自賠責保険の「保険料」と「補償」の範囲
そもそも自賠責保険とはどういった時にどれくらいの保険金が支払われるのかあなたは知っていますか?
24カ月の自賠責保険料
- 自家用車 27,840円
- 軽自動車 26,370円
補償の範囲と上限額
- 自賠責保険の支払い最高額は被害者一人に対して死亡で3000万円
- 補償は対人保証に限られ限度額を超えたら加害者側が自己負担する
自賠責保険で支払われる額には傷害・死亡・後遺障害の区分ごとに上限が定められています。
被害者に障害(ケガ)があった場合
- 傷害事故の場合の自賠責保険の限度額は1名につき120万円
- これには治療費、休業障害、慰謝料のすべてが含まれる
被害者に後遺症がある場合
- 後遺症障害がある場合は※逸失利益と慰謝料等となる
※逸失利益とは
- 交通事故で障害が残ってしまった時、後遺症のせいで減った収入
- 事故がなければ失わなかったであろう利益や収入
慰謝料の決定
慰謝料は後遺症の等級で決定します。
- 最も重い1級の場合は1名につき3000万円
- 常時介護が必要な時は4000万円
- 最も軽い14級の場合は一名につき75万円
逸失利益と慰謝料等の両方を合わせた限度額とする。
被害者が死亡した場合
- 被害者が死亡した場合の限度額は1名につき3000万円
- 3000万円の内訳は葬儀費用・逸失利益・本人の慰謝料・遺族の慰謝料も含まれる
- 葬儀費用については原則60万円までで、これを超える場合は最高100万円まで支払われる
- 本人の慰謝料として350万円
- 遺族の慰謝料は人数に応じた額が定められ、1名の場合500万円、2名の場合600万円
自賠責保険は対人のみの補償
自賠責保険保険料は対人のみに補償されます。
※対物対象には補償されません。
※対物事例
- 相手方の車
- 相手方の車内の物
- 公共建築物(電柱等)
- 家屋
事故を起こせば時に物を破損させた場合は数万円~数百万円の損害賠償費用を事故を起こしたあなた自身が支払わなければなりません。
さらには自分の車の修理代の費用が必要です。
これら対物事故の損害賠償金・修理代は自賠責保険では支払われません。
ぎん丸が運送会社に勤務していた時代にプロであるトラックドライバー ですらもこれらの費用は自賠責保険で支払われると思っている人が多い事に驚いたことを思い出しました。
自賠責保険だけで損害賠償金を支払えるのか?

さて最大の問題は実際に事故を起こしてしまい相手方(構築物含む)への損害賠償や慰謝料を請求された場合に自賠責保険だけで支払えるか?ですよね。
様々なケースがありますが自賠責保険では支払いきれないケースが多いです。
任意保険未加入の末路

5億843万円 死亡事故
- 歩行者横断禁止規制のある国道を酩酊状態で横断し道路上で立ち止まっている被害者にタクシーが衝突して死亡させた。
- 被害者は開業医で過去の平均年収が5500万円を超える高額所得者であったために逸失利益が4億7850万円と高額になった。
- 事故状況から被害者に60%の過失を認定した。
突っ込みどころ満載な事故ですがこれでも運転者に残り40%の支払い義務があります。
3億6756万円 後遺症
加害者(乗用車)と被害者(バイク)の交差点での衝突事故。
被害者(バイク)は事故後、四胯完全麻痺と呼吸器系に重大な障害が残り、呼吸管理を含めた介護を家族が行うのは困難なため介護士が必要となった。
また3階建ての福祉対応家屋・エレベーター設置・バリヤフリー費用などの請求が認められ高額な損害賠償請求となった。
なお被害者(バイク)の過失割合は5%であった。
この他にも億を超える賠償金の例は多数あります。
踏切に侵入し電車と衝突 1億2036万円
- 乗用車が線路に侵入し電車と衝突。その後電車が逸走し側の家屋に衝突
ペットショップに突っ込む 2177万円
- アクセルとブレーキを間違えてペットショップに突っ込みシャッター・店舗・商品を破損
事故を起こせば時に物を破損させた場合は数万円~数百万円の損害賠償費用を事故を起こしたあなた自身が支払わなければなりません。
さらには自分の車の修理代の費用が必要です。
これら対物事故の損害賠償金・修理代は自賠責保険では支払われません。
2017年度に起きた事故発生件数
交通事故総合分析センターによると平成29年度の年間交通事故の発生件数は47万2165件です。
- 死亡事故3630件(死者数3694人)
- 重症事故3万4940件(重傷者数3万6895人)
- 軽傷事故43万3595件

明日は我が身です。
この事実をあなたはどう受け止めますか?
あなたは絶対に事故を起こさないなんて言い切れますか?
自分を守るためにも車の任意保険に加入しよう
任意保険入らないやつはこの金額他人事じゃないからな pic.twitter.com/YNbbdKcAxE
— 斉藤@365streetlife (@taka22j) 2018年1月31日
「金が無いから任意保険入らない」じゃないんですよ。そもそも保険なんて金の有る奴が金が無い奴の為にやってるもんで「金が無いから任意保険に入る」が正解なんですよ。
金が無くて任意保険も入れない社会のゴミは公道に出ないで下さいって事。黙って公共交通機関を使うか歩いて下さい。以上。
— ばけつ (@baketu_hk31gu74) 2019年6月21日
まともな人間なら、自動車保険なんて対人対物無制限が当然、と思っているが、実際は任意保険なんか入らない、というDQNは想像以上に多い。そしてリスク認識が出来ない位だから運転も荒い
相手に支払能力も支払意思も無い場合、無保険車特約、人身傷害、搭乗者傷害で自分や家族を守るしか無い
— justice or prejudice (@justprejudice) 2019年4月27日
今日新居浜でツレが携帯弄りクソガキ(23)に追突されたんだけど、任意保険入ってなくて若干面倒な事になりつつある。前にも身近であったんだけど、任意保険入らない奴ってなんなん?自腹切れる経済力あるなら分かるけど、任意保険入ってない奴でそんなん見たこと無いしそういう奴に限って事故る
— ポール aka 整備次郎 (@Minetopia5) 2017年1月31日
任意保険に加入していない車と事故を起こすと相手方が賠償金を払えずに泣き寝入りする場合もあります。
任意保険には無保険車障害特約と言って相手方が無保険や補償内容が不十分である場合の不足分を補ってくれる特約が付いています。
自分を守るという意味でも必ず任意保険に加入しましょう。
車の任意保険に入ってください
人身事故・自損事故を起こした時。
多大なる損害賠償金をあなた自身の貯金で支払えますか?
ぎん丸が思うに年間たったの数万円の任意保険料を支払えないあなたに多大なる損害賠償金をを支払えるとは思えません。
弁護士をたてられ裁判を起こされ財産を差押えられあなたの人生は必ず終わります。
任意保険に年間たったの数万円も払えないあなたが弁護士を自費で雇えますか?
任意保険に入っていれば弁護士特約という特約もあります。
決して大げさな話ではありませんよ。
任意保険に入って
「恐ろしくなりませんか?」
いないのに車を運転するなんて
事故を起こした後のあなたの姿を想像してみてください。

何も思わないあなたは車を運転しないでください。
お願いですから。
恐ろしいですよね?
だったら任意保険に入りましょう。
お願いだから任意保険に加入してください。
何度でも言います。
任意保険に年間たったの数万円も払えないなら車を運転するのはお願いだからやめて下さい。
おわりに
昨今の自動車保険はダイレクト型保険(ネット保険)の普及で保険料がかなり安くなってきています。
参考までにぎん丸の任意保険料を公開します。

月払いにしてみれば約2400円です。
自動車保険は絶対に加入すべきです。
自動車保険は全く同じ補償でも保険会社によって金額は大きく異なります。
下記サイトで一括見積りすることで平均3万円の保険料が安くなっていますので比較検討してみてください↓
平成29年度の年間交通事故の発生件数は47万2165件です。
他人事ではありません。
明日は我が身です。
