私が育休を取得しようと思ったきっかけは、育児(産後)の妻の負担を極力減らすためです。
長男と第二子とのかけがえのない時間も大事ですが、私にとっては妻の体調が1番大事。
産後1ヶ月間は体力回復の時期。
そんな時に幼い子供2人の育児は想像を絶します。
半年間なんてあっという間ですよ。
— ぎん丸@半年間育休取ります (@ginmaru96) October 2, 2019
令和元年11月に妻が第2子の出産を控えています。
私、ぎん丸は6ヶ月間、育児休業を取得する決意をしました。
男性の育児休業取得が増えない1つの理由
自分にしかできない仕事や担当している仕事がある
私の結論です。
の一言に尽きます。
当記事では上記理由についての私の考えをまとめています。
※あくまでも個人の意見なので、ムキにならずにこんな人間もいるんだととらえてください。
後輩の育成ができない無能なサラリーマン

自分にしかできない仕事や担当を抱えるのはいろんな意味で気持ちいい。
「〇〇さんじゃなきゃ!」なんて言われたら最高。
でも本当にあなたじゃなきゃダメなのか?
本当にあなたしかできない仕事?
本当に優秀なサラリーマンとはサッサと部下育てて引き継ぎして自分の逃げ道作れる人だと思う。
— ぎん丸@半年間育休取ります (@ginmaru96) October 8, 2019
私の仕事は上場企業の技術職です。
自分でいうのもなんですが、専門的な知識を要し熟練した技術がなければできない仕事であり、一般的に言うと「職人」と呼ばれます。
この業界では上記ツイートの通り、昔気質の人間が多くいわゆる「見て覚えろ!」の職場なのです。
こんな人ばかりです・・・
こんな人達に限って有事の際には
「俺しかできない仕事があるから育休なんて取れない」
「俺しかできない仕事だからお客さんに迷惑かけれない」
仕事を理由に家族やプライベートを犠牲にする人を多くみてきました。
私はこう思います。
「やだやだ。そんなことねえし!」
「ただ単にお前が仕事を教えられないだけだろ!」
「ほかの人ができたら自分の居場所がなくなるから嫌なんだろ!」
昔から思っていました。
あなたはそう思いませんか?
この世の中であなたにしかできない専門性の高い仕事ってそんなにありますか?
- 経営者
- プロスポーツ選手
- 研究者
- 医者
他にも多くあるでしょうけど、パッと思いつくのはこの程度。
はっきり言ってこんなこと言う人は自分以外に
- 仕事を教えられないだけ
- 仕事を取られたくないだけ
- ただの自己満足
いわゆる後輩を育成できない、あるいはしない自分本位の無能なサラリーマンor会社だと私は思うわけです。
世の中の大抵の仕事はしっかりとした教育、指導をすれば誰でも技術、知識を容易に継承できるはずです。
そんな私自身はまともに先輩から仕事を教わったことはなく、勝手にいつの間にか一人前になっていました。
「そりゃ何度も同じ仕事やれば嫌でも覚えますよ!」
教わらなくても数をこなせばそれなりに仕事を覚えるわけで、だったらしっかりと教育、指導を行えば短期間で人は成長できるのです。
多くの日本のサラリーマンは自分の保身のために後輩の教育、指導を行わず生産性の低い労働を行っているのです。
さらに腹が立つのが、そんな無能なサラリーマンに限って後輩が仕事ができるようになると
ドヤ顔でみんなに言うから腹が立ちます。
私が後輩に育成に力を注ぐワケ

そんな昔ながらのやり方にかねてから疑問を抱いていた私は、自分の後輩にはこんな思いはさせまいと、以前から教育と技術の継承に力を入れてきたのです。
幸いにも私の仕事は顧客と直接やりとりしない技術職。
顧客を抱える営業マン、接客業なら育休を躊躇したでしょう。
いつ自分がいなくなってもいいように後輩の育成や業務の引き継ぎができるよう体制を整えておくことって必要だと思う。
— ぎん丸@半年間育休取ります (@ginmaru96) October 2, 2019
上述したように私の職種は「技術職」です。
直接顧客とやり取りするわけでもないので、私の代わりとなる後輩の育成さえしておけばいつ会社を辞めても周りに迷惑をかけることはないし、育児休業の取得も容易だと感じていました。
そのために現場では自分は作業を見守り、できる限り後輩に仕事を任せ自主性を尊重しながら時には叱り、アドバイスをしながら後輩の育成をしていたのです。
そのかいあって今では私が不在でも仕事に支障はなく会社にも迷惑をかけることもない状況を作り上げたのです。
もはや育休明けには自分の居場所はないでしょう(笑)
私はそれでいいのです。
いざという時の逃げ道を作っておく人ほど有能なサラリーマンと私は考えています。
会社に依存しない仕組み作り

なんなら私は今の会社なんていつ辞めてもいいと思っています。
さらに我が家には生活防衛金として投資とは別に500万円の貯金があります。
お金がないから働く、育休が取れない。
ほんの数年前の私もそうでした。
お金の知識は大事。
お金の勉強をしないと絶対に人生損します。
時は金なり。
お金の勉強はリベ大両さん(@freelife_blog)の動画がおすすめです。
— ぎん丸@半年間育休取ります (@ginmaru96) October 2, 2019
上記ツイートの通り、我が家には生活防衛金として500万円の貯金。
ブログ+配当金で毎月10万円の副収入があります。
この副収入は今後さらに増えるでしょう。
さらに妻にも毎月20万前後の収入があります。
いざ今すぐに私が会社をクビor辞めても生活に困窮することはないですし、私には手に職があります。
元トラックドライバーとしての経験を生かし、トラックの運転手になる事も可能です。
逃げ道のある人間は強いです。
経営者と違いサラリーマンなんて所詮は雇われの身です。
良く言えば責任感が強くて会社からは重宝されるのでしょうが、悪く言えばただの会社の駒となっているのです。
たしかに顧客を抱える営業マン、接客業などは自分が休業することで迷惑をかけるだろうし、顧客を逃したくないという気持ちは十分に理解できます。
しかし逆を言えば、そんなことで去っていく顧客なんて見切ってしまえばいい!というのも私の考えでもあります。
日本の未来は正直言って厳しいです。
- 給料は上がらない
- 退職金がなくなる
- 年金受給額の減少
- 社会保険料の増加
- 消費税の増加
甘いですね。
そんな人に限っていざという時に痛い目に合うのです。
サラリーマンに依存しない仕組みを構築していくのも今後は必要だと思っています。
おわりに
私個人の意見ですのでムキにならないでください。
そしてサラリーマン全員に育児休業の取得を進めているわけでもありません。
ただ、育児休業を取得したいのだけど
「お金がない・・・」
「自分にしかできない仕事が・・・」
そんな人に当記事がきっかけに育児休業取得の決意が固まればよいと思っているのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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