運送業界

トラックの運転手が「黄金のペットボトル」を投下する理由

こんにちは元トラッカーのぎん丸です。

あなたは国道・高速道路IC・JCT・中央分離帯などでポイ捨てされている黄金のペットボトルを見たことありませんか?

何だか知ってますか?

お茶じゃありませんよ!

中身はトラックドライバーが捨てた自分の尿です。

※とうとうTVでも紹介され、ヤフーニュースのトップに掲載されてしまいました↓

ぎん丸
ぎん丸
「またもや世間からトラックドライバーへの評価が下がってしまいますね

当記事では黄金のペットボトルを平気でポイ捨てするアホなトラックの運転手について紹介します。

トラック運転手が黄金のペットボトルをポイ捨て?

黄金色の液体が入ったペットボトルが、首都圏の幹線道路周辺で頻繁に見つかり、清掃業者らを悩ませている。

配達に追われ、トイレに行くのを面倒がる一部のトラック運転手たちが投げ捨てたとみられる。

西日本新聞と連携協定を結ぶ東京新聞が、11月に始めた新企画「ニュースあなた発」で報じた記事を踏まえ、本紙の特命取材班が九州の実情を探ると、決して人ごとではないようだ。

国土交通省九州地方整備局福岡国道事務所によると、福岡市内の国道3号などでも「定期的な清掃のたびに、『黄金のペットボトル』が出てくる」(管理第一課)という。

NEXCO西日本の九州支社の担当者も「本数は集計していないが、九州内の高速道路のパーキングエリアやインターチェンジ(IC)への合流部分の植え込みで見つかる。処理に困るだけでなく、道路に落ちると危険。投棄は絶対にやめてほしい」と話す。

引用:ヤフーニュースより

問答無用、黄金のペットボトルを国道や高速道路にポイ捨てするのは、ほぼトラックドライバーです。

ぎん丸がトラックドライバー時代に黄金のペットボトルを捨てる理由を聞いた結果↓

運転手
運転手
「汚いからね」

「自分で処理するの面倒くさいから」

「地球はゴミ箱でしょ」

実話です。

ぎん丸
ぎん丸
「みっともないですねほんと・・・

「黄金のペットボトル」の正体は尿です

みっともない話です。

お茶じゃありませんよ。

ぎん丸
ぎん丸
「黄金のペットボトルの中身はおしっこです

みなさん想像つくと思いますが・・・

簡単に言うとトラックの運転手が渋滞中・待機中におしっこが我慢できなくなって、ペットボトルに用を足したということです。

ちなみにぎん丸もトラックドライバー時代に、1度だけ渋滞中に限界に達し「黄金のペットボトル」を作り出そうと試みましたがどうしても出せませんでした(笑)

うまく伝わるかわかりませんが、運転中の姿勢で用を足すのは男性なら至難の業だと思います。

一般人には理解しがたい行為ですが、熟練の慣れた運転手は自由自在に車内で尿を足すことができるのです。

とくに大型車種のドライバーはその行為に慣れてしまうと、車外に出ることにおっくうになり黄金のペットボトルを作り出すのが日常茶飯事となるのです。

ぎん丸
ぎん丸
「ちなみに、口の大きいペットボトルが良いそうです

なぜトラックドライバーは車内でおしっこをするの?

黄金のペットボトルを作り出す人の90%以上は大型トラック・大型トレーラー・大型クレーンのドライバーです。

統計はありません。

自分が見てきた経験とドライバー仲間に聞いた結果ですので、ほぼ間違いはないと思います。

反論がある方はコメント欄にお願いします。

理由は大型ドライバーならではの問題が多く、車内で尿を足す理由は主に3つ理由があります。

  1. 待機スペースにトイレがない
  2. 駐車スペースがないからトイレにいけない
  3. トラックから降りるのが面倒くさい

①と②については大型ドライバーならではの悩みの種です。

とくに②については日本は車両の数に比べ、大型駐車スペースが圧倒的に足りていないために、路上駐車が増え深刻な問題となっています。

③については時間に追われるトラックドライバーは、トイレ休憩の時間すらもったいないと思い走行中に尿を足すドライバーも少なからずいるのです。

ぎん丸
ぎん丸
「ぎん丸にはまったく理解できませんが・・・

「黄金のペットボトル」をポイ捨てするな!

生理現象ですから我慢できずにペットボトルに尿を足すということは大型ドライバーならではの苦肉の対応策なのはわかります。

しかし、その用を足したあとのペットボトルを道にポイ捨てするのは論外です!

とくに黄金のペットボトルを多く見るのが、高速道路のICやJCT付近や港湾道路、流通団地の中央分離帯や路肩です。

港湾道路、流通団地の周辺は「黄金のペットボトル」だらけで目を覆いたくなる光景です。

かなりの数があり本当に怒りがこみ上げてきます。

これだからトラックの運転手は・・・

自分でしたのだからあとでトイレに流して自分で責任をもって処理すべきですし人として当たり前のことです。

もちろんポイ捨てするドライバーがごく一部の人間であることはわかっています。

しかしトラックの運転手が多く集まる場所で、あのような光景が広がるとトラックの運転手に対する目が厳しくなるのも当然ですね。

※携帯トイレの使用という発想は思いつかないのでしょうか?

 

トラックドライバーは自分たちで首をしめている?

こういった記事が出回ると必ずといってこのような意見が出てきます。

トラックドライバー
トラックドライバー
「トラックステーションをつくれ!」

「大型車が停まれる駐車スペースをつくれ!」

「待機場にトイレをつくれ!」

ぎん丸
ぎん丸
「いやいや、問題はそこではなくて、まずは自分のものは自分で処理してから言いましょう

実際にトラックの運転手のマナーが悪すぎて地域住民が駐車スペースをなくす運動をして実際に駐車場がなくなったケースもあるようです。

当ブログに寄せられた一部のコメントを紹介します。

トラックドライバーの駐車場が少ない現実について書いた記事に関してのコメントを原文のままお見せします。

そもそもテメーらが休憩スペースで不法投棄・立小便・野糞するせいで住民の怒りで休憩スペースが整備されない・減らされるのは当然だ!

家の近くでも県道沿いの休憩スペースでトラックドライバーが立小便・野糞・ポイ捨てするせいで住民はトラックドライバーへの怒りをもって道路管理者に閉鎖を訴え、やがて閉鎖されたので!

文章からかなりの怒りがにじみ出ています。

よほど嫌な思いをしたのでしょう。

言葉は汚いですがコメントの内容はおおむね事実です。反論はできません。

事実、こういった一部のマナーが悪いトラックドライバー達のせいで自分たちの首をしめているのです。

おわりに

生理現象ですから応急処置として、黄金のペットボトルを作り出しても構わないと思いますが、自分で責任をもって後処理をしましょう。

国道・高速道路・一般道路あなたの捨てた黄金のペットボトルを処理する人たちがいることをお忘れなく・・・

トラックドライバーのイメージがこれ以上悪くならない為に。

ぎん丸
ぎん丸
「人として最低限のマナーは守りましょう
【待ち時間・待機時間】トラックドライバーは勉強すべし! そんなあなたに元トラックドライバーのぎん丸が提案します。 労働時間中でもあるのに関わらず、待機時間は自由時間であり...

※当ブログでは15年間のトラックドライバー生活で経験した知識を多く発信しています。

こちらの記事は業界経験者だからこそ言えるリアルな内容盛りだくさんですので参考にしてください。

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